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植物由来抗菌性ペプチドの構造と機能

研究課題

研究課題/領域番号 09760096
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 応用微生物学・応用生物化学
研究機関鹿児島大学

研究代表者

南 雄二  鹿児島大学, 農学部, 助教授 (90253913)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード生体防御 / 抗菌ペプチド / キチン結合タンパク質 / 抗菌物質 / 植物病原菌
研究概要

構造と機能の関係を明らかにするための詳細で緻密な研究を行なうにはその遺伝子を単離し遺伝子工学的手法を用いて解析を行なうことが必須である。著者は平成9年度にアメリカヤマゴボウ抗菌ペプチドPa-AMP1およびカイワレ抗カビペプチドRs-AFP1の全アミノ酸配列を明らかにした。そこで、平成10年度はPa-AMP1およびRs-AFP1の塩基配列を明らかにすることを目的とする。
アメリカヤマゴボウおよびカイワレの葉からCTAB法およびSDS-フェノール法を用いてmRNAの抽出を試みたが、いずれの方法においても良好な結果は得られなかった。そこでセパゾールRNAII試薬を用いて抽出を行ったところ分解の少ない非常にきれいなmRNAを得ることが出来た。次に、それぞれのアミノ酸配列をもとに作成したリジェネレートプライマーを用いてRT-PCRを行った。その結果、目的とする117bpおよび153bpの増幅断片を得た。それぞれについて塩基配列の決定を行ったところ、アメリカヤマゴボウについてはPa-AMP1のアミノ酸配列と比較して6番目のLys残基がGly残基に28番目のSer残基がTyr残基に置換された塩基配列が得られ、カイワレについてはRs-AFP1のアミノ酸配列と全く同一の塩基配列を持つ遺伝子が得られた。このことからアメリカヤマゴボウおよびカイワレの葉においても抗菌・抗カビペプチドが発現していることが明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Y.MINAMI: "Isolation and some properties of antimicrobial peptide(Pa-AMP)from the seeds of pokeweed." Biosci.Biotech.Biochem.62. 2076-2078 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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