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カルスト地形の発達に及ぼす森林の影響の定量化

研究課題

研究課題/領域番号 09760145
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 林学
研究機関鹿児島大学 (1998)
九州大学 (1997)

研究代表者

井倉 洋二  鹿児島大学, 農学部, 助教授 (60203270)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードカルスト / 溶食速度 / 平尾台 / タロコ峡谷 / 湧泉 / IGCP / かレスト / 地下水系
研究概要

本年度は,昨年度からの観測の継続と解析,結果のとりまとめを行うとともに,国際会議において研究成果を発表した。具体的な内容は以下のとおりである。
1. 福岡県平尾台のカルスト湧泉(2カ所)を固定観測点として,流出量と雨量の計測,および溶存成分濃度の観測を行った。昨年度から約1年間の継続観測ができた。さらに平尾台における湧泉の流域界の検討と,地下の空洞分布について調査した。
2. 台湾タロコ峡谷のカルスト湧泉(1カ所)を固定観測点として,平尾台と同様に流出量,雨量および溶存成分濃度の通年観測を行った。また,同地域の広い範囲に渡って河川水,湧水を調査するとともに,空洞分布の調査をおこなった.
3. 上記調査の結果からそれぞれの観測地点における溶食速度を算出し,グローバルなデータと比較検討した。さらにカルスト地域の溶食速度とカルスト地形の発達程度(空洞率),流域の植生,地質構造等との関係について解析した。
4. 上記研究成果の一部(台湾での研究結果)を,アメリカで開催された国際地質対比計画(IGCP)No.379「カルスト過程と炭素循環」のプロジェクトミーティングにおいて発表した。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] Yoshimura,K.and Inokura,Y.: "The geochemical cycle of carbon dioxide in a carbonate rock area-Akiyoshi-dai Plateau,Yamaguchi,Southwestern Japan." Proceedings of 30th International Geological Congress. 24. 114-126 (1997)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 吉村和久・井倉洋二: "石灰岩地域の地下水水質." 地下水学会誌. 40(1). 53-63 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 井倉洋二 ほか: "山口県秋吉台における化学風化と生物活動の役割" カルスト過程と炭素循環ーIGCP-379ー. 5-13 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 吉村和久・井倉洋二: "カルスト地域における地下深部からの二酸化炭素のフラックス" カルスト過程と炭素循環ーIGCP-379ー. 15-22 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] Yoshimura,K.and Inokura,Y: "The geochemical cycle of carbon dioxide in a carbonate rock area-Akiyoshi-dai Plateau,Yamaguchi,Southwestern Japan." Proceedings of 30th International Geological Congress. 24. 114-126 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 吉村和久・井倉洋二: "石灰岩地域の地下水質" 地下水学会誌. 40(印刷中). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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