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ルーメン細菌のセルラーゼ複合体セルロソーム構造の解明

研究課題

研究課題/領域番号 09760243
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 畜産学・草地学
研究機関三重大学

研究代表者

苅田 修一  三重大, 助手 (90233999)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードルーメン細菌 / セルラーゼ / セルラーゼ複合体 / セルロソーム / ドッキングドメイン / 植物繊維分解
研究概要

セルラーゼ複合体に必要とされるドッキングドメインをコードする遺伝子を発現ベクターpMa1-c2に連結し、マルトース結合ドメインとドッキングドメインとの融合蛋白質を大腸菌で発現し、これを精製した。これを用いてルーメン細菌Ruminococcus albusの培養液及び細胞表層画分についてFar-Western法により結合する蛋白質の有無を確認したが、ドッキングドメインが結合する蛋白質を検出するに至らなかった。セルラーゼ遺伝子周辺領域のクローニングにおいて新たなセルラーゼ遺伝子egVIIのクローニングに成功した。本遺伝子の塩基配列を決定したところ、このセルラーゼもドッキングドメインをもっており、間接的ではあるが、ルーメン細菌R.albusがセルラーゼ複合体セルロソームを形成している可能性をしめした。一方R.albusの細胞表層から調製した蛋白質画分を電気泳動した結果、複合体の骨格蛋白質の候補と考えられる酵素活性をしめさない分子量100kDを超える蛋白質を発見した。この蛋白質のN末端アミノ酸配列を15残基決定することができた。この蛋白質をコードする遺伝子のクローニングを行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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