研究課題/領域番号 |
09770053
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
佐藤 栄作 秋田大学, 医学部, 助手 (10282162)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | trp遺伝子 / 容量性Ca流入 / 血管内皮細胞 / アンチセンス / イオンチャネル / 容量性Ca^<2+>流入 / Fura-2 / パッチクランプ / trp / 細胞内Ca^<2+>濃度 |
研究概要 |
非興奮性細胞に広く認められる容量性Ca^<2+>流入機構をつかさどるチャネル蛋白の本体が、transient receptor potential protein(trp関連蛋白)ではないかとの観点から、本課題では、培養ヒト大動脈内皮細胞で観察される容量性Ca^<2+>流入機構に対するtrp関連蛋白の関与とそのサブタイプを明らかにするためにtrp関連蛋白アンチセンスによる効果を検討する事を目的としてきた。 昨年度より分子生物学的手法とその機能解析法の習得のため、ATP感受性カリウムチャネルを再構成させた培養細胞系を用いた電気生理学的な機能解析を行ってきた。 膜2回貫通型内向き整流性カリウムチャネルサブユニットが、細胞内ヌクレオチドによるチャネルの開閉機構とカリウムチャネル開口薬によるその修飾作用に重要な役割を果たしていることを明らかにした。 現在、trp関連蛋白アンチセンスの効果は検討中であるが、本年度は、特に分子生物学的手法を用いて、CCEに預かるtrp関連蛋白遺伝子のサブタイプの同定を試みた。具体的には、容量性Ca^<2+>流入機構を示すと報告されてきた4型および5型のtrp関連蛋白のチャネルとしての機能を直接的に解析するために、trp4遺伝子の発現細胞系の作成に着手した。また、ヒト大動脈内皮細胞からcDNAを作成し、trp4およびtrp5遺伝子の縮合プライマーを用いて、その遺伝子の存在の確認および単離を検討中である。 今後は、これらの材料をもとに細胞内Ca^<2+>濃度測定およびパッチクランブ法から、機能解析を行っていく。
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