研究課題/領域番号 |
09770129
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
三枝 信 北里大学, 医学部, 講師 (00265711)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | CD44 / RT-PCR / endometrial carcinoma / menstrual cycle / hormone receptor |
研究概要 |
1. RT-PCR法によるCD44 standard及びvariant exonsのmRNA発現の検索 CD44 variant 2 exonからvariant 8 exonにかけて、各々のvariantsに特異的なforward primersと下流のstandard region(exon 16/17)のcommon reverse primerで、exon-specific RT-PCRを行った。variant 6-8 exonsは、正常子宮内膜及び癌組織で同程度の発現を認めたが、variant 2-5 exonsの発現は後者で有意に高かった。しかしながら、癌特有のvariant exonの発現は認めなかった。さらに、variant 2及び3 exonにおいて、目的のproductsより短いfragmentsを正常子宮内膜及び癌組織の両方のsamplesで認めた。fragmentsの大きさから類推すると、このproductsは(v2)v3-v8-v9-v10で構成されている可能性があり、これはvariant 3 exonにsp1icing acceptor siteが存在することが大きく関与していると考えた。 2. 臨床病理学的意義 CD44各種variantsの発現と、臨床病期、筋層浸潤の程度、及びリンパ節転移の有無の関連性を検討したが、明らかな関連性は認めなかった。 以上より、子宮内膜癌では癌化に伴いCD44の過剰発現を認めるが,これは単にsplicing機構の異常による可能性が示唆された。
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