研究課題/領域番号 |
09770133
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 東京慈恵会医科大学 |
研究代表者 |
鷹橋 浩幸 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (00246414)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 前立腺癌 / 突然変異 / p51 / p73 / p5-3 / 癌抑制遺伝子 |
研究概要 |
昨年度のp73遺伝子の検索に続きp53遺伝子との相同性を有するp51遺伝子の突然変異解析を行った。58例の前立腺癌(日本人症例)につき突然変異解析を行ったところ、6例にcodon 348にctg→ttg:L→Lのpolymorphismを検出したが、アミノ酸置換をともなうmutationは検出されなかった。さらにmRNAレベルでの発現解析を前立腺癌細胞株において行った。PC-3株ではp53、p51、p73の全てにおいて発現が低下していた。DU145、LNCaP株ではp51とp73の発現が低下していたが、p53の発現は保持されていた。特にPC-3株ではp73の、LNCaPではp51の発現が全く認められなかった。 この発現解析を臨床癌で行うため、60例の前立腺癌(日本人症例)の癌部、非癌部よりmicrodissection法にて組織を採集し、total RNAを抽出、これらよりcDNAを合成した。
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