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酵母2ハイブリッド法によるヒトETS1と相互作用するヒト脳CDNAの単離

研究課題

研究課題/領域番号 09770138
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 実験病理学
研究機関北海道大学

研究代表者

鈴木 宏明  北大, 医学部, 助手 (40281802)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
キーワードETS1結合蛋白質 / ETS1 / 酵母2-Hybrid法
研究概要

酵母2-Hybrid法はclonetech社のmatchmaker systemを使用した。GAL4DNA結合ドメインを有するpGBT9プラスミドにAuthentic ETS1およびETS1 Mutant(O-15)cDNA全長(Proc.Natl.Acad.Sci.USA,92,4442-4446,1995,Suzuki et al.)をそれぞれPCRを用いてサブクローニングしGAL4 DNA結合ドメインとETS1あるいはETS1 Mutantとの融合蛋白質がコードされるBait Plasmidを作製した。この際Sequencingでフレームが合っているとを確認した。これらのBaitプラスミドを用いて既にGAL4結合配列-lacZレポーター遺伝子を組み込んである出芽酵母(Y-190)をトランスフォームしレポーター遺伝子産物をIPTGおよびX-GALを使って検出した。その結果ETS1 Mutantは予想どうりAuthenticなETS1に比べてトランスアクチベーション活性は低かったのでETS1 Mutant-pGBT9プラスミドをトランスフェクトした酵母を以下実験に用いた。pGAD10プラスミドを使ったヒト脳cDNAライブラリーおよびヒト悪性リンパ腫のcDNAライブラリー(Clonetech社)をそれぞれこの酵母に更にトランスフェクトし2-ハイブリッド法で陽性コロニーを選び出した。陽性コロニーは38ケ認め、更にスクリーニングを繰り返し最終的に31ケのコロニーを得た。陽性コロニーからpGAD10-cDNAを精製単離した。これらのプラスミドDNAを常法でSequencingしcDNAの塩基配列を調べ遺伝子Bankの既知の配列と比較検討した。既知の遺伝子でフレームの異なるクローンや逆向きのクローン、あるいは停止コドンがはやい位置に出現するクローンなどをのぞき最終的に2ケのクローンを得た。これらをClone15およびClone31としてさらに解析を続けている。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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