研究課題/領域番号 |
09770526
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 産業医科大学 |
研究代表者 |
岡崎 昌博 産業医科大学, 医学部, 講師 (40233316)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 圧負荷 / 血管平滑筋 / プロテインキナーゼ / 大動脈 |
研究概要 |
一年目の結果では、圧負荷(transmural pressure)によってラット培養血管平滑筋細胞のDNA合成が有意に促進し、細胞数も増加するという結果が得られた。(%changes of controlにて120〜210%の増加)。time courseならびにpressure dependencyの結果から圧120mmHg、pressure loading time30分が本実験の至適条件と考えられた。このDNA合成はstretch-activated mechanosensitive channelsblockerであるGdCl_3(10μM)では抑制されず、protein kinase Cinhibitor(H7(3μM)andBisindolylmaleimide I(1μM))、tyrosine kinase inhibitor(Genistein(3μM))ならびにMAP kinasekinase(MEK)inhibitor(PD98059(25μM))で抑制された。またextracellular signal-regulated kinase(ERK)activityをenzyme assay法にて測走したところ、圧負荷2分にて約3.1倍と有意に活性の増加を認めている。Western BlottingによりERKのphospholyrationも1.6倍と増加していた。以上の結果より圧負荷によるラット培養血管平滑筋細胞の増殖にはprotein kinaseCやtyrosine kinase以外にextracellular signal-regulated kinase(MAPkinase)が強く関与していることが示唆された。
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