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ヒトBach転写因子cDNAのクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 09770530
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 小児科学
研究機関弘前大学

研究代表者

土岐 力  弘前大学, 医学部, 助手 (50195731)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1997年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード赤芽球系転写因子 / 赤血球造血 / Bach1 / 転写因子 / bach1 / bach2
研究概要

【本研究の背景および目的】赤芽球系転写因子NF-E2は、巨核球と赤芽球の分化・成熟に、重要な働きをしている。その小サブユニットであるsmall Maf因子とへテロ二量体を形成し、NF-E2の認識配列に結合する新たな転写因子Bach1の遺伝子を単離し、機能を解析すること。
【研究によって得られた知見・成果】科研費交付申請書に従った研究を行い、以下のような知見が得られた。
【1.ヒトBach1転写因子遺伝子の単離】
平成9年度に本研究で単離したヒトBACH1 cDNAの情報をもとに、この遺伝子を単離し、その構造を決定した。
【2.ヒトBach1転写因子の新たな選択的スプライシング型の発見】
ヒトの各組織におけるBACH1の発現を検索・解析した結果、一部構造の異なるBACH1転写因子が存在することを明らかにし、その遺伝子構造も決定した。
【3.NF-E2認識配列を介した転写調節におけるヒトBach1の機能解析】
ヒトBach1転写因子はNF-E2認識配列に結合し、転写抑制因子として機能することを明らかにした。また、新たに同定したBach1のアイソフォームは、これとは異なる機構で転写因子として機能する可能性を見い出した。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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