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Functional MRIによる局所脳血流動態の解明

研究課題

研究課題/領域番号 09770690
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関福井医科大学

研究代表者

山田 弘樹  福井医科大学, 医学部附属病院, 助手 (70252004)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード脳機能画像 / 磁気共鳴画像 / 大脳皮質視覚領野 / 高次脳機能
研究概要

本研究では超高速撮像法であるEcho Planner Imaging(EPI)法をfunctional magnetic resonance imaging(fMRI)に応用し、光刺激による大脳皮質視覚野の信号変化を解析した。fMRIにはSIGNA HORIZON 1.5T(GE-YMS)を用い、gradient echo type echo planar imaging(GE-EPI;TR/TE 3000/50msec,Matrix 64X64,FOV 220mm,Thickness 7mm)を撮像した。後頭葉腹側から頭頂葉を含む12横断面を設定し、3秒間隔で連続102回の撮像を行った。光刺激の負荷は、白黒のcheckerboard pattern反転、赤緑のcheckerboard pattern反転、及び白黒のcheckerboard pattern静止画像をビデオプロジェクターを用いて検査台に設置したスクリーンに投影し行った。光刺激は30秒ごとに5周期のon,offを繰り返した(1周期30秒)。fMRIの画像処理として、時系列に対する周波数解析を行い刺激に同期する周波数成分を有する画像を作成した。また、周波数成分の位相を36分割し、刺激に対する反応性を検討した。全例で一次視覚領野での光刺激に同期する信号上昇が確認された。位相画像では、一次視覚領野の中心部から周辺の視覚連合野に広がる信号上昇の位相のずれが描出された。静止画像に比して反転パターンを用いた光刺激ではV5領野の信号変化が強調された。しかし、白黒のcheckerboard pattern反転画像と赤緑のcheckerboard pattern反転画像を用いたfMRIでは明らかなV4の同定は困難であった。V4の同定には今後高空間分解能を用いたfMRIでの検討が必要と考えられる。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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