研究課題/領域番号 |
09770757
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
丹生谷 正史 自治医科大学, 精神医学教室・医学部, 助手 (00228256)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 抗うつ薬 / フォスフォジエステラーゼ / アイソザイム / 電気痙攣療法 / PDEIV / ストレス / c-AMP |
研究概要 |
抗うつ薬長期投与、電気痙攣療法が、中枢神経細胞内信号伝達系に及ぼす影響を調査する目的で、実験動物としてラットを用いて以下の研究を施行した。 1) PDE(phosphodiesterase)タイプIV各アイソザイム(PDE IV-A、-B、-C、-D)転写物の脳内分布の観察をin situ hybridizationを使用して行った。 2) 急性および慢性電気痙攣・イミプラミン投与によるこれらアイソザイムの転写調節の観察をin situ hybridizationおよびノザンブロットを使用して行った。 3) 急性および慢性電気痙攣・イミプラミン投与によるPDE IV活性の変動を液体クロマトグラフィーを使用して行った。 以上の研究によって以下の事実が明らかとなった。 1) 急性電気痙攣誘発によってラット脳内で広くPDE-IV転写が亢進するが、翻訳量の亢進は観察されない。 2) 慢性電気痙攣あるいは慢性イミプラミン投与によって、ラット前頭部位での翻訳量の亢進が観察される。 3) 上記翻訳量の亢進は、長期にわたるPDE IV-Bの転写亢進と相関していた。 なお、研究には都立保健科学大学教授須田治彦、自治医科大学教授石黒健夫、同レジデント須田史朗が脇力し、研究成果は連名でJournal of Neurochmistry誌に発表した.
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