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ヒトレニン遺伝子プロモーター領域の変異または多型とレニン分泌能との関連性

研究課題

研究課題/領域番号 09770843
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 腎臓内科学
研究機関北陸先端科学技術大学院大学

研究代表者

此下 忠志  北陸先端科学技術大学院大学, 保健管理センター, 助教授 (40270954)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードレニン / プロモーター / カプトプリルテスト / PCR-SSCP
研究概要

申請者はヒトレニン遺伝子プロモーター領域にDNA配列特異的な転写調節因子の結合を証明し、レニン遺伝子の発現調節機構の一部を明らかにしてきた。一方、申請者は平成8年度科学研究費奨励研究Aによる“慢性糸球体腎炎の腎局所におけるレニン-アンギオテンシン系遺伝子の発現に関する研究"で、レニン遺伝子の発現量が個々人によりかなりの差異があることを腎生検標本を用いたRT-PCR法で明らかにしてきた。このレニン遺伝子の発現量の差異について、レニン遺伝子プロモーター領域にDNA配列の変異または多型が存在し、このため転写調節因子の結合状態が変化し、結果としてレニン遺伝子の発現量が変化し、ひいては腎疾患や高血圧症の病像に関与している可能性がある。すなわち、レニン分泌能の亢進例には、レニン遺伝子プロモーター部位に陰性調節部位の機能廃絶型の変化、あるいは陽性調節部位の機能亢進型の変化が、一方レニン分泌能の低下剤には、それぞれの逆の変化が見い出される可能性がある。この仮説を調べるためプロモーターの遺伝子配列を解析した。腎疾患患者50例を含む、約200までしらべたところは多型はみいだされなかった。しかし、ACE,angiotensinogen,AT1receptor遺伝子多型と、レニン分泌との関係を調べたところ、ACE遺伝子多型の違いによりレニン分泌能に差異のある可能性が示唆されるデータが得られた。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Tadashi Konoshita et.al.: "Hyper-responsiveness to captopril test and genetic variants of the renin angiotensin system" J.Am.Soc.Nephrol.9. 326A (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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