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乳癌の発生・伸展におけるDNA修復機構の関与

研究課題

研究課題/領域番号 09770896
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関佐賀医科大学

研究代表者

伊山 明宏  佐賀医科大学, 医学部, 助手 (40232623)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードO^6-メチルグアニン-DNAメチルトランスフェラーゼ / MGMT / DNA修復 / 乳癌 / O6-メチルグアニン-DNAメチルトランスフェラーゼ
研究概要

乳癌の発生と進展におけるO^<6->メチルグアニン-DNAメチルトランスフェラーゼ(MGMT)と8-oxo-dGTPase(MTH1)という2種類のDNA修復酵素の発現異常の関与を明らかにするため研究を進めた。
平成10年度はこれまでに作成したヒトMGMT抗体,ヒトMTH1抗体を用いて、集積した臨床検体を対象に,これらの酵素のタンパク質レベルでの発現を検討・解析した。まず乳癌(浸潤性乳管癌)症例17例についてMGMT免疫組織化学染色を行った。その結果,陽性(Mer+)例は8例(47.1%),陰性(Mer-)例は9例(52.9%)であり,同じ浸潤性乳管癌においてもMGMTタンパクを発現している群と全く発現していない群があることが判明した。現在,乳癌症例でのMGMTタンパク発現を新鮮凍結切片を用いてウエスタンブロットで確認している。今後さらに十分なる症例数の検討をしたうえで,臨床病理学的因子や予後等に関してMer+群とMer-群の間に何らかの相関がみられるかどうかを詳細に検討し報告する予定である。
MTH1発現に関しては現在cell lineレベルで検討が終了し,臨床検体の検討を開始したところであり,MGMT同様,解析を行い報告する予定である。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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