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分子生物学的アプローチによる微量乳癌細胞検出の診断・治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号 09770899
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関慶応義塾大学

研究代表者

服部 裕昭  慶應義塾大学, 医学部, 助手 (10276280)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードK-ras / Telomerase / 乳癌 / telomarase / サイトケラチン19メッセンジャーRNA / ras遺伝子異常
研究概要

原発性乳癌96例において、non-Rl/SSCP法により泳動し銀染色にてK-raspointing mutationの確認を行った。K-ras pointing mutationの確認できたのは1例のみであった。次に乳癌mucinous carcinomaの検体13例よりDNAを抽出。K-ras pointing mutationの確認を行った。K-ras pointing mutationの確認できたのは先の1例のみであり、乳癌の発生、進展においてK-raspointing mutationとの関連性は低いと考えられた。
次に原発性乳癌患者70例において、凍結保存された検体を用いtelomerase活性を測定した。telomerase活性の確認できたのは13例(18%)であった。次に1998年度中に、当院にて根治術の行われた原発性乳癌患者28例について、迅速に検体の処理の可能であった症例28例について同様の方法にてtelomerase活性を検討したところ20例(71%)にtelomerase活性を確認できた。
これを組織型、病期、その他の背景因子において独立性の検討を行ったがいずれも統計学的には関連性を認めなかった。
現在は原発性乳癌患者、再発乳癌患者より血中のtelomerase活性を検討中である。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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