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悪性腫瘍の進展および転移におけるプロテアーゼに役割についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 09770908
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

吉田 和美  東京慈恵会医科大学, 医学部, 助手 (50287306)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード乳癌 / プラスミノーゲンアクティベーター / アデノウイルスベクター / urokinase plasminogen activator / 乳癌細胞
研究概要

本研究の目的はプロテアーゼの中でも癌の浸潤、転移に関係の深いと思われるurokinase plasminogen activator(uPA)と乳癌との関連を基礎的にuPAを乳癌細胞に強制発現させ、その細胞の浸潤転移能の違いを検討することである。
まず、ヒトuPAのfull-length cDNAのクローニングに関してはuPAタンパク中の選択的なペプチドをコードするoligonucleotide5個を化学的に作成した。オリゴマーは^<32>PATPとT4polynucleotide kinaseでラベルし、イオン交換クロマトグラフィーで精製した。
二本鎖DNAとバクテリオファージλgt10でのcDNA作成を行ったが、この際有効なクローンが得られず、これにuPAの発現実験につなげることができなかった。
基礎実験として、乳癌細胞株やトランスフェクションに使用する293細胞の継代培養を行い、基礎的手技を確立した。これとともに乳癌細胞株の性質を検討するため、各種乳癌細胞株(MCF-7,SKBr3,Au565,MDA-MB-468,MDA-MB-361)をヌードマウス腹腔内に注入し(5×10^6cell/mouse)明らかな腹膜播種はみられなかった。現在クローン化されたuPAを入手し、pAdCMV(S)-BGHpAを使用してトランスフェクト実験を行っている。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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