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悪性脳腫瘍のニトロソウレア剤耐性遺伝子の発現制御に関する分子生物学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09771025
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 脳神経外科学
研究機関秋田大学

研究代表者

渡邉 克夫  秋田大, 医学部, 助手 (40261656)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードMGMT / ニトロソウレア剤 / 悪性脳腫瘍 / リボザイム
研究概要

近年,腫瘍細胞のニトロソウレア剤耐性の指標としてDNA損傷修復酵素である O^6-methylguanine-DNA methyltransferase(MGMT)が注目されている.当研究室では1989年より脳腫瘍細胞のMGMT酵素活性とニトロソウレア剤耐性の関連について研究を重ね,in vitro,in vitroともにMGMT酵素活性が高値の腫瘍ほどニトロソウレア剤に対して抵抗性を示し,低値の腫瘍では感受性を示すことを報告してきた.また,臨床的にもMGMT酵素活性が脳腫瘍のACNU(ニトロソウレア剤)感受性の指標として有用であることを明らかにし,選択的化学療法の可能性を示してきた.昨年までの研究により,転写開始部位に対するハンマーヘッド型リボザイムが最も効率的にMGMTmRNAを切断することが判明しており,今回このリボザイムの改良型を作成し,この配列を内部に含む50mers の oligonucleotide を化学合成した.この oligonucleotide をpBlueScriptII(STRATAGENE 社)の MCS に挿入し,T7 RNA Polymerase を用いて in vitro transcriptionを行いリボザイムを合成,同様に T7 RNA Polymeraseを使用して作成した MGMT mRNA と in vitro で反応させ,リボザイムにより mRNAが分解させることを確認した.現在,MGMT が高発現している SF188 細胞に対して vector の導入を試みている.

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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