研究課題/領域番号 |
09771051
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
本望 修 札幌医科大学, 医学部, 助手 (90285007)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | gene therapy / epilepsy / GABA / GAD / transporter |
研究概要 |
昨年度は、GABA合成酵素であるglutamic acid decarboxylase(GAD)のhuman cDNA expression vector(pC1-neo-GAD)を作製し、lipofection方法にてhuman astrocyteへ導入後、発現をimmunocytochemistoryで確認した。さらに、それに伴う細胞内GABAの上昇をimmunocytochemistoryで確認した。 今年度はGAD mRNAの発現をin situ hybridizationにより確認した。さらに、限界希釈法にて細胞内GABA濃度が十分高められた細胞を選別・clonal expansionし、highly expressed cell lineを確立した。また、組胞内GABA濃度の上昇はHPCLによっても確かめた。 われわれは、Nipecotic acid(NPA)にはGABA transporterのreverse operationにより細胞内free-GABAを細胞外に放出させる作用があることを以前より提唱しており、この作用を利用して、細胞内free-GABAレベルを間接的に評価してきた。今回の研究でも上記に得られた細胞に対するwhole-cell voltage clamp in vitro下におけるNPAのmicro-applicationによるGABA current(Cl^- current)の測定により、細胞のGABAの含有量とGABA放出能の測定を行なった結果、human GAD遺伝子導入細胞で著名なGABA currentの上昇を認めた。現在、上記細胞をラット脳内に移植し、in vivoにおけるGABA放出能の測定と抗痙攣作用の検討を行なっている。 以上のように、補助金は補助条件に従って非常に有効に使用されている。
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