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骨の細胞外基質蛋白が骨芽細胞の増殖、分化に与える影響の解析

研究課題

研究課題/領域番号 09771095
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関九州大学

研究代表者

占部 憲  九州大学, 医学部, 助手 (90284489)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード骨芽細胞 / 分子生物学 / 骨形成 / 細胞培養 / 細胞外基質 / アンチセンス / オステオカルシン / proα2 type XI collagen / オステオポンチン
研究概要

1. 骨芽細胞培養系の確立:胎生21日目のSDラット頭蓋骨の軟部組織を除去し、コラゲナーゼP/0.25%トリプシンにて酵素処理し、得られた細胞を10%FBS添加DMEMにてプラスチックプレートに播取した。confluenceに達した時点を0日と設定し、以後培地を10%FBS、50μg/ml ascorbic acid、β-glycerol phosphate添加BGJbにて培養した。0、5、9、14、19日にてvon Kossa染色を行い、bone nodule形成を確認した。また各時点で、acid guanidium-thiocyanate-phenol-chloroform法にて培養細胞よりtotal RNAを抽出し、Northern b10t法にて細胞外基質蛋白の遺伝子の発現を検出した。
2. antisenseを細胞に効率的に導入するために遺伝子導入剤(TfX)を使用する。しかし骨芽細胞におけるTfXの至適濃度は明らかでない。そのためMTT assayを使用し、各濃度での骨芽細胞増殖にたいする影響を検討した。2,20,40,100μMのいずれの濃度でも細胞増殖は抑制されなかった。
3. osteocalcinのcodingregionの1-16nucleotideをもつantisense Soligoを作製し、骨芽細胞培養系に各濃度でTfXとともに投与したが、このSoligoではosteocalcinの蛋白合成を抑制できなかった。
4. 軟骨細胞に発現されることが知られているproα2type XI collagenが培養骨芽細胞でも発現されることが示された。proα2type XI collagen遺伝子は骨芽細胞分化の初期でosteocalcinを発現していない未分化な骨芽細胞に認められた。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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