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Nitric oxideを介する勃起反応におけるテストステロンの関与の検討

研究課題

研究課題/領域番号 09771208
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関福井医科大学

研究代表者

三輪 吉司  福井医科大学, 医学部, 助手 (10209968)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードNitric oxide / テストステロン / 勃起反応 / 陰茎海綿体 / NO / 勃起
研究概要

NOを介する勃起反応にテストステロンが如何に関与しているか確かめるために正常なラビットと去勢したラビットの勃起現象をin vivoで比較した。
まず勃起における血管性因子の変化を調べるため陰茎海綿体への血管作動薬注射による勃起を観察した。ラビットの陰茎海綿体に平滑筋弛緩作用を有する塩酸パパベリンを注射し勃起を誘発した。これでは正常群と去勢群に差が認められず、去勢によって血管性因子の変化は生じないと考えた。
次に神経性因子の変化を確認するために麻酔下のラビットを開腹し、勃起に関与する神経を電気刺激し勃起を誘発する実験に着手した。勃起のmoniteringは陰茎海綿体内圧測定で行っている。ただ正常なラビットで十分な勃起を達成する条件の設定が困難であり、未だ正常群と去勢群の比較結果を得るに至っていない。
また陰茎海綿体のNO合成酵素の量を免疫組織化学的に測定したが、去勢群で酵素量が低下している傾向を認めた。
今後、ラビットの陰茎海綿体小切片に対する電気刺激による弛緩反応がNO合成酵素阻害剤やNO供与体等の存在下で変化するかどうかを観察していく。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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