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絨毛癌細胞株におけるインヒビン・サブユニットの発現および関与について

研究課題

研究課題/領域番号 09771295
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

南 佐和子  和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (90219692)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードインヒビン / アクチビン / 絨毛 / 絨毛癌 / イニヒビニ / アクチビニ
研究概要

インヒビンαサブユニットのノックアウト・マウスを作成すると、雌雄ともに性索間質性腫瘍が生後5週齢までに卵巣精巣に発生することが報告されている。このようにインヒビンαサブユニットが性腺において癌抑制遺伝子として作用していることが示唆されている。インヒビンαサブユニットは絨毛細胞にも発現しており、絨毛細胞においても癌抑制遺伝子として作用することが示唆される。今回、正常絨毛組織および絨毛癌細胞株をもちいてインヒビン各サブユニットの蛋白、mRNAの発現について検討した。
正常絨毛において、インヒビンαサブユニットの局在はsyncytiotrophoblastに認められた。また、インヒビンαサブユニットのmRNAは妊娠5週よりNorthern blot法によりその発現が確認された。また、インヒビンβAサブユニットの局在はsyncytiotrophoblastにみられ、mRNAもRT-PCRにて確認された。一方、絨毛癌細胞株ではインヒビンαサブユニットは免疫組織化学的検討、およびNorhern blotにおいても発現を認めなかった。インヒビンβAサブユニットはmRNAの発現をRT-PCRにて認め、蛋白の局在も細胞にみられた。現在、インヒビンαサブユニットの遺伝子を増幅し、その塩基配列を検討しているところである。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 尾谷 功: "Immunohistochemical localization of activein-A in human endometrial tissues during the menstrual-cycle and in early pregnancy" Obsret Gyuecol. 95・5. 685-692 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 南 佐和子: "ヒトにおける単一排卵機構" 産婦の世界. 50. 41-49 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 南 佐和子: "生殖研究における分子生物学" 産婦人科の進歩. 49巻3号. 249-251 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 南 佐和子: "卵巣におけるイニヒビニ/アクチビニ・サブユニットの発現" 産科と婦人科. 64巻10号. 1370-1376 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 山下 和哉: "Production of inhibin A and inhibin B in human ovarian sex cord stromal tumors." Am J Obstet Gynecol. 177.6. 1450-1457 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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