1.CD28ノックアウトマウスをProf.T.Makより供与されたCD28ノックアウトマウスを用いて、B10BRマウス(H-2^k)と交配させ、5代以上の逆交配をさせる計画であった。現在2代以上交配させたところである。 2.抗体投与で、in vivoでCD28をブロックしたマウスを用いてIRBPを抗原とした自己免疫性網膜ぶどう膜炎(EAU)を起こして、前眼部の状態や網膜の状態をB10BRマウスと比較した。CD28をブロックしたマウスとB10BRマウスでは前眼部の炎症の発症時期は変わりなく、網膜剥離の程度も有意差はなかった。組織学的にもリンパ球の浸潤に有意差はなかった。
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