• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

培養網膜色素上皮のチャンネル発現の変化

研究課題

研究課題/領域番号 09771450
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関宮崎医科大学

研究代表者

丸岩 太  宮崎医科大学, 医学部, 講師 (70209691)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード網膜色素上皮 / 培養 / イオンチャンネル
研究概要

実験はカニクイザルまたはウシの摘出眼球から網膜色素上皮をとりだして培養する予定であったが、いままでにヒト網膜色素上皮細胞を用いてUCLA Jules Stein Eye Instituteにて実験を施行してきた経験をいかすため倫理審査会にて承認をえたうえでヒト胎児からの網膜色素上皮を使用することとした。しかし、実際には希望する週数は20週をこえるものでの提供はなくヒト網膜色素上皮の培養は実施できていない。その間、ウシ眼からの網膜色素上皮と近年網膜色素上皮の代用として虹彩色素上皮が考えられており同時に虹彩色素上皮の培養を試みた。初代培養はCaフリーとし一度細胞をばらばらにし、1週間後に浮遊したもののみを単層になるように培養したもの、機械的に分離し培養したもの、いずれも十分な組織抵抗が得られない状態がつづいており、また、使用していた培養液(Sigma)が生産中止となった。培養方法と培養液を網膜色素上皮の培養でなくRezaiら(1997、IOVS,38,2255.60)の虹彩色素上皮の培養方法に従っておこなっている。また、培養に平行して以前から行なっていた新鮮ニワトリ網膜色素上皮をもちいた細胞内記録(apical膜とbasal膜の電位記録)でbicarbonateの実験をおこなった。ニワトリはネコやヒトと異なりapical膜からのbicarbonateによりbasal膜の脱分極とそれに続くapical膜の過分極により常在電位が低下した。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Futoshi Maruiwa: "Effects of bicarbonate ion on chick retinal pigment epitheium :" Vision Research. 39. 159-167 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi