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骨芽細胞における新規石灰化関連チロシンホスファターゼ遺伝子の解明とクローニング

研究課題

研究課題/領域番号 09771528
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関北海道大学

研究代表者

出山 義昭  北海道大学, 歯学部, 助手 (80271667)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードチロシンホスファターゼ / クローニング / 骨芽細胞 / 石灰化
研究概要

今年度は、骨芽細胞様MC3T3-El細胞をconfluence時ならびにconfluence後14日まで培養し細胞を回収してそのtotalRNAを抽出し、チロシンホスファターゼ遺伝子の発現の変化について検討を行った。○RT-PCR法によるチロシンホスファターゼ遺伝子の発現の解析
チロシンホスファターゼ活性を示すコンセンサス配列からセンスならびにアンチセンスのプライマー数種類を設計し、培養各時期の骨芽細胞のtotalRNAから逆転写酵素を用いて合成したcDNAをPCRにより増幅した。その結果各時期におけるPCR産物が検出された。しかし、培養時期間の断片のサイズならびに発現量の違いは認められなかった。これらのPCR産物のうち現在のところクローニングされていないと考えられる産物についてその塩基配列について検討を行っている。!O培養各時期におけるチロシンホスファターゼ活性の変化の解析
MC3T3-El細胞の分化過程においてチロシンホスファターゼ活性を有する数種類の酵素が粗精製された。これらの中には細胞の分化とともに活性が変動するものも認められ、チロシンホスファターゼが骨芽細胞の分化に関わっている可能性が示唆された。
今後は生化学的ならびに分子生物学的手法の両方を用いたアプローチによりこれらの精製、さらにはクローニングを行い、チロシンホスファターゼが骨芽細胞の成長発達さらには石灰化とどのように関わっているかについて検索を行おうと考えている。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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