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インプラント植立後のインプラント周囲滲出液に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09771605
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関新潟大学

研究代表者

武内 義晴  新潟大, 歯学部, 助手 (10236440)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワードインプラトン / インプラトン周囲滲出液 / インプラント周囲炎 / コラゲナーゼ / MMPs / TIMPs / ヒト
研究概要

間質コラゲナーゼに代表されるMMPsとその特異的インヒビターであるTIMPsは組織破壊・修復に関連することから、インプラント植立後の治癒期間においてインプラント周囲溝滲出液(PICF:pcri-implant crevicular fluid)中のMMPsとTIMPsを解析することは、subclinicalなレベルでの治癒を明確にするために有効と考えられる。そこで、ITIインプラント植立部位より,植立1,2,4,12週後にインプラント周囲溝滲出液(PICF:pcri-implant crevicular fluid)を採取した。また、インプラント周囲炎患者のインプラント周囲からもPICFを採取した。採取しPICF中の好中球型コラゲナーゼ(MMP-8)活性、MMPのインヒビターであるTissue inhibitor of MMP-1(TIMP-1のレベルを検索した。TIMP-1,MMP-8はELISAにより測定した。また、活性型及びAPMA(p-aminophenyl mercuric acctatc)にて活性化されたコラゲナーゼ活性についてはSDS-PAGE電気泳動と画像解析を応用した酵素機能により測定した。
その結果、これらの酵素群とインヒビター群のレベルに、インプラント植立後の治癒過程において興味ある知見を得ることができた。PICF中のTIMP-1は術後1,2週では多いが4,12週では著しく減少する。また、APMA活性化コラゲナーゼ活性はTIMP-1とは異なる動きを示し、徐々に減少した。
今後は線維芽細胞型コラゲナーゼ(MMP-1)およびTIMP-2の測定、及び例数の追加を進め、データ解析を行ってゆく。

報告書

(1件)
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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