研究課題/領域番号 |
09771620
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
藤井 理史 広島大学, 歯学部・附属病院, 助手 (10284217)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 接着性レジン / Bis-GMA / MMA / 繊維芽細胞 / 細胞毒性 / 細胞増殖 / 細胞分化 / 歯髄細胞 / アリカリフォスファターゼ |
研究概要 |
接着性レジン表面における口腔内細胞の増殖分化の機構を明らかにするため各種レジンに対するヒト歯周靭帯由来繊維芽細胞の反応性、ならびにレジンの細胞毒性についての検討をおこなった。Bis-GMA系(BG)および4-META/MMA-TBB系(MMA)のレジンにおいて、ヒト歯周靭帯由来繊維芽細胞を培養し、細胞接着能、および、細胞増殖能の測定をおこない検討をおこなった。 ヒト歯周靭帯由来繊維芽細胞は無菌的に採種したものである。 細胞接着数は、ニホンザルの歯髄細胞を用いて行った実験とほぼ同一の結果が得られた。すなわち、ヒト歯周靭帯由来繊維芽細胞播種後の浮遊細胞を経時的にカウントしたところ、いずれの時期においても、MMAの方がBGよりも若干ではあるが、低い数値を示し、接着能は優れていたといえる。しかし、細胞培養の条件如何によっては、コンフルエントに達した細胞が、逆に到達しえなかった細胞が、それぞれ存在した。このことは、レジン添加の際の諸条件が影響したものと思われる。 細胞がレジン添加後もコンフルエントに達することから、レジンと石灰化能を有する細胞を用いれば、界面の様相を検討できる可能性があることが示唆された。
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