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歯周組織の再生における線維芽細胞の表現型の変化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09771623
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関九州大学

研究代表者

安部 達也  九州大学, 歯学部, 助手 (80271112)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード線維芽細胞 / アルカリホスファターゼ / コラーゲン線維 / 歯肉 / 歯周炎
研究概要

歯周炎に罹患した歯肉では結合組織の破壊の結果、線維芽細胞はコラーゲン線維との接触を喪失し、強いアルカリホスファターゼ(ALP)を発現している。今回、コラーゲン線維との接触の喪失とALP発現との関連を理解するため、ヒト健常歯肉由来線維芽細胞のmitogen deprivationによるALP誘導応答に及ぼすcollagen fibrilsの影響について調べた。細胞をpolymerized type I collagen ge1s上および内で培養するとserum deprivationによるALP発現の誘導が抑制された。ALPを発現している細胞をpolymerized collagenに付着させるとALPの発現は低下した。その他の基質-fibronectin,vitronectin,fibrinogen,monomeric type Icollagen,heat-denatured type I collagen,gelatin-ではserum deprivationによるALP発現の誘導がみられた。以上の結果から、type I collagen fibrilsとの接触はヒト歯肉線維芽細胞のALP発現を抑制することが示された。従って、歯周炎罹患部での歯肉線維芽細胞のALP発現はコラーゲン線維との接触を喪失の結果であると推察された。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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