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LED光源を用いた光照射器に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09771661
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関鶴見大学

研究代表者

藤林 久仁子  鶴見大学, 歯学部, 助手 (70196806)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード発光ダイオード(LED) / 光照射器 / 波長特性 / 発光ダイオード / 照射器
研究概要

LED光でコンポジット・レジンを硬化させた場合,ハロゲン光で硬化させた場合よりも硬化深度,重合率共に上まわることはすでに報告した.また,歯質を透過させた場合の光強度はカンファーキノンの最も反応する波長域においてLED光がハロゲン光を上回り,照射器光源として有効であることが示唆された.しかし,これらの実験に用いているLED光源は光強度が小さく,さらなる光強度の増加が課題であった.そこで,レーザーに用いられているパルス発振に着目した.LEDはハロゲンランプと違い,電気的にパルス発光とすることが可能であり,パルス発光とした場合,負荷電圧を上昇させることができる.これを利用して光強度の増加をはかることを目的として実験を行った.
現在までレーザーをパルスとして照射した報告はあるが,LEDおよびハロゲンランプによるパルス照射の影響については報告されていない.そのため今回はパルス光による照射がコンポジットレジンの重合にどのような影響を及ぼすのかを主眼において実験を行った.その結果,光強度を同一とした場合,連続照射よりもパルス照射の方が硬化深度,重合率ともに上回り,パルス照射が有効であることが示唆された.

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 高橋紀彦,藤林久仁子,河野篤: "青色発光ダイオードを応用した照射器に関する研究" 日本歯科保存学雑誌. 41・2. 509-516 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] Fujibayashi K,Kohno A et al: "Newly Develped Curing Unitusing BlueLight-Emitting Diodes" Dentistry in Japan-1998. 34. 49-53 (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2021-10-13  

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