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プラキシズム測定における咬筋筋電図の信頼性の再検討と新たな測定法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 09771692
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 補綴理工系歯学
研究機関徳島大学

研究代表者

竹内 久裕  徳島大学, 歯学部, 助手 (10222093)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードプラキシズム / 筋電図 / ピエゾエレクトリック / ブラキシズム / ピエゾエレクトリックフィルム / 咬筋筋電図 / クレンチング / グラインディング
研究概要

ピエゾエレクトリックフィルムを上顎歯列装着型の常温重合アクリルレジン製スプリントに埋め込んだ咬合力センサならびにシグナルディテクタを製作し、ブラキシズム発生時を想定した条件下での咬合接触検出能力について検討を行った。被験者は正常有歯顎者5名であり、比較対照指標として右側咬筋筋電図の同時測定も行った。この結果,咬筋筋電図では,グラインディングのように咬筋の活動がそれほど優位ではない運動では測定感度が他の運動と比較し低下することが認められた。特に%MVC値にて判定閾地を変化させた場合,咬筋筋電図によるグラインディング測定感度は10%〜30%MVCという低い範囲で急速に低下することが明かとなった。これに対しピエゾフィルムを用いたスプリント型センサでは,グラインディングやタッピングなど,スプリントに加わる力が短時間に変化するような動作に対しては鋭敏に反応するが,クレンチングのように一定の荷重が持続して加わる動作ではonsetとoffset時を除き、過重が一定となる区間で測定感度が低下することが明かとなった。しかし、この点については、アンプの改良や積算回路の追加で改善しえるものと考えられる。
ピエゾフィルム応用のスプリント型センサの特性はピエゾ素子の特性から予測し得る結果であったが,咬筋筋電図応用によるブラキシズム測定において,グラインディングの測定感度がクレンチング測定感度と比較し著しく小さかったということを過去に報告している例はほとんどない。現在、上記内容を骨子として英文雑誌に論文を投稿中である。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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