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ヒト口腔癌の転移形成過程の解析と治療に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09771757
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関岡山大学

研究代表者

西山 明慶  岡山大学, 歯学部, 助手 (50189320)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード口腔癌 / マトリクスメタロプロテアーゼ / 浸潤転移 / 上皮成長因子 / ハービマイシンA / in situ zymography
研究概要

本研究では,チロシンリン酸化阻害剤の癌浸潤転移抑制薬としての臨床応用への可能性を追求することを目的に,既にin vitroにおいて明らかにしたチロシンリン酸化阻害剤のMMPの産生及び活性化の抑制が実際にin vivoでの浸潤転移形成に対し有効であるかを検討した。癌細胞のMMP活性と浸潤能への効果についての前年度の結果を踏まえ,さらに転移形成に関して心腔内注射によるヒト口腔扁平上皮癌転移形成モデルによって遠隔転移に対する抑制効果を確認するものである。
1. 口腔扁平上皮癌転移モデルの作製:
上記口腔扁平上皮癌細胞株を4週齢のBalb/C系ヌードマウスの左心室に心腔内注射し4週目にエックス線学的、組織学的に骨転移の形成が確認された.
2. 上記の転移モデルにおいてハービマイシンA処理群と非処理群で比較検討した。
エックス線学的評価:Softex線装置を用いて骨吸収の程度および腫瘍の進展範囲を評価した。ハービマイシンA処理群において抑制される傾向が認められた。
組織学的評価:転移形成巣を取り出し組織学的に検討したが両群間で明かな組織学的差は認めなかった。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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