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糖尿病患者への人工歯根適用に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09771785
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

代田 達夫  昭和大学, 歯学部, 講師 (60235760)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード人工歯根 / 糖尿病 / ストレプトゾトシン / ラット
研究概要

糖尿病に罹患していると創傷の治癒が傷害されることが知られており,歯科領域においても術後感染や抜歯窩治癒不全などがしばしば観察されることがある。しかし糖尿病と骨創治癒経過との関係については今なお不明な点が多く,特に人工歯根埋入後の治癒経過に対して糖尿病が及ぼす影響についてはほとんど明らかにされていないのが現状である。そこで本研究では、人工歯根を埋入した後の骨創治癒に対して糖尿病が与える影響についてストレプトゾトシン誘発糖尿病ラットを用いて検討した。
実験にあたってはWistar系ラット60匹を3群に分け,疾患群は0.5Mクエン酸緩衝液で溶解させたストレプトゾトシンを50mg/Kg投与して28日間経過させた。治療群には実験群と同様にストレプトゾトシンを投与してから連日インシュリンを皮下投与した。対照群は0.5Mクエン酸緩衝液のみを投与して28日間飼育した。これらのラットの脛骨近位骨幹端にチタン製スクリューインプラントを埋入し,術後7,14,28および56日目に脛骨を摘出し非脱灰研磨標本を作成しインプラント体周囲の骨反応を組織学的に解析した。
その結果,疾患群では対照群に比べ骨創の治癒経過は遅延するが,インシュリンを投与することにより対照群とほぼ同様の治癒経過が得られることが明らかとなった。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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