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X線テレビ顎関節造影による関節円板の動態についての研究

研究課題

研究課題/領域番号 09771803
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

林 優亘  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (20228589)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード顎関節症 / X線テレビ / 関節円板 / 顎関節造影
研究概要

本研究の目的は、静止像を撮影する断層X線撮影と動態を撮影するX線テレビを用いた顎関節の造影を比較し、関節円板の動態と各顎関節症症型分類との関連性について検討を行うものである。
昨年度の、研究計画に基づき当施設顎関節症初診患者のうち了解の得られた者から単純X線撮影を行った後、断層X線撮影を行い、開口時・閉口時の状態を撮影した。ついで、X線テレビ撮影装置を用い、上下顎関節腔に造影剤を注入し、顎関節造影撮影を行い開閉口運動時・側方運動時・咀嚼運動時の下顎頭および関節円板の動態(正面・側面)を録画した。また検討方法に基づき、断層X線撮影により得られたX線写真をカラーイメージスキャナーを用いて読みとりコンピューターを用いて画像を記録しコンピュータ上で以下の項□開口時・閉口時の下顎頭と関節〓の位置関係 □下顎頭の形態的異状(骨変化の有無)□関節円板の位置 □関節円板の位置 □関節円板の形態について症例別に画像を保存。また、X線テレビを用いた顎関節造影撮影により得られた映像をコンピューターを用いて映像を読み込み、開閉口運動を各段階に分類しそれぞれにおける関節円板の状態を確認した。
昨年度より開始している顎関節症の治療の終了したものについては、初診時に撮影したものと同様に断層X線撮影、Xテレビを用いた顎関節造影撮影を行い検討方法基づき比較検討を行った。また、現在治療途中のものについては経過観察中につき今後治療終了時に資料の採取を行う予定である。
これまでに治療の終了したものから得られた資料を基に検討したところ、断層X線撮影時には漠然としていた関節円板の形態変化が開閉口運動に伴いどのように変化していくのか、特にClick発現時の関節円板の形態変化が良好に観察することができ、治療前後の変化の様子が観察できた。
本年度で、本研究期間は終了するが今後さらに症例うぃ増やし、比較検討を行っていく予定である。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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