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歯根吸収に関する因子の解明(特にPGEk吸収組織内の局在について)

研究課題

研究課題/領域番号 09771837
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関徳島大学

研究代表者

清水 謙  徳島大学, 歯学部, 助手 (60274247)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード歯根吸収 / 歯根吸収組織 / 酵素抗体法 / 蛍光顕微鏡
研究概要

本研究の目的は,生理的な乳歯の歯根吸収時に生じる歯根吸収組織中のプロスタグランディンE_2(以下PGE_2)の局在について検討することであり,その実験として有効なウサギの歯根吸収組織に適した免疫組織学的手法を確立することであった.まず,適切な免疫染色法を検討するために,本研究のRIAを用いた予備実験によってウサギの上顎乳切歯歯根吸収組織において最も多くPGE_2が生合成される時期であることが認められている9日齢の仔ウサギを用いて実験を行った.上顎乳切歯を摘出し,4℃,24時間緩衝ホルマリンで固定し,4℃でEDTAにより3日間脱灰した後,液体窒素において0.T.C compoundに包埋した.クリオスタットを用いて6μmの切片とした.免疫組織学的染色はニチレイ社製のHistfine(R)を用いてABC法にて行った.モノクロナール抗体にはCayman Chemical社の抗PGE_2を用い,PBSで1/10希釈,1/100希釈,1/500希釈および1/1000希釈して,染色の至適濃度について検討した.その結果,抗PGE_2の4種類のどの濃度においても歯根吸収組織は良好な染色性を示した.ただ,多くの標本は非特異的な染まり方をしておりPGE_2の局在の同定までには至らなかった.これにはこの抗体がウサギを用いて作られており,そのため一次抗体が非特異的な反応をしているのではないかと考えられる.一次抗体をかけるまでにウサギの正常血清の抗体をかけてブロックしておくなどの工夫が必要であると考えられ,現在も抗体,固定,脱灰,染色性等の吟味を継続して行っている.

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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