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歯科矯正治療における齲蝕リスクの客観的評価法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 09771872
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関日本歯科大学

研究代表者

新井 一仁  日本歯科大学, 歯学部, 講師 (00193037)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1997年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード歯科矯正学 / 画像処理 / 汎用画像処理ソフトウエア / 汎用画像処理ソフトウェア
研究概要

本研究の目的は、従来主観的な方法に頼っていた唾液中の細菌検査の培地を分析・判定する方法について客観的評価法を開発することである。
前年度は、フィルムスキャナにて画像をコンピュータに取り込み、市販の汎用画像処理ソフトウェアを用いて分析することを試みた。その結果、取り込む画像は白黒256階調で十分であると思われたが、培地の特性によっては色で判断した方が分析・判定において精度の高い場合もあると考えられ今後の課題となっていた。
今年度はそのような意味からも実際に人間が培地のスコアを判定するときのばらつきや、どのようなものの判定が判定者間で一致しづらいのか、またそのばらつきは判定者の熟練度や知識にどの程度左右されるのかなどを調査した。培地を口腔内写真撮影用のカメラで撮影し、プリントしたものを複数の判定者に判定させた。結果として判定者によるばらつきが明らかとなり、判定者間でのキャリブレイションの必要性が示唆された。また、判定者間の一致率が低い培地や、判定されたスコアが3段階にわたる培地は、特に判定が困難であるものとした。判定が困難であるものはスコア「1」のものが多かった。
今後は、上記の実験に判定者間のキャリブレイションや今回開発している客観的方法も加えて主観的方法との結果の比較を行い、客観的評価法の特性についても明らかにするとともに、判定が困難であるとした培地について客観的方法を用い色調やコロニーの特徴を明らかにしていく予定である。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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