• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ジアシルグリセロールキナーゼと相互作用する細胞内因子の検索

研究課題

研究課題/領域番号 09771989
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 生物系薬学
研究機関札幌医科大学

研究代表者

今井 伸一  札幌医科大学, 医学部, 助手 (20213209)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1997年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードジアシルグリセロール / ジアシルグリセロールキナーゼ / two-hybrid
研究概要

ジアシルグリセロールキナーゼ(DGK)には組織分布が異なる複数のアイソザイムが存在し、それぞれが一次構造が大幅に異なる興味ある機能ドメイン(亜鉛フィンガーやEFハンドモチーフ等)を持っている。しかし、それらDGKアイソザイムの生理機能はいまだ不明である。その理由として、DGK(の各ドメイン)と直接相互作用する因子、すなわちactivatorやinhibitor等の活性調節因子、膜との結合に関与する因子等、が不明で、具体的に連関する経路が明らかでないことが挙げられる。本研究では、DGKα及びDGKδと相互作用する細胞内因子の検出、同定を試みた。DGKαの全長及びC1、C4領域をbaitとして、胸腺cDNAライブラリーを酵母のtwo-hybrid systemによりスクリーニングし、相互作用する蛋白質のクローニングを試みた。しかし、DGKαと相互作用する蛋白質の同定はできなかった。DGKδのC端部分をbaitとして、ヒト精巣cDNAライブラリーを同様の方法でスクリーニングを行ったところ2つのクローンが得られた。一つはDGKδを、もう一つは未知のタンパク質をコードしていた。この未知のタンパク質の全長のcDNAクローニングを行ったところ、1210アミノ酸からなるタンパク質をコードしていた。このタンパク質はN端部分にprotein kinase domainを持っており、現在、このタンパク質の性質を解析中である。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi