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教育キャンプ指導者の児童・生徒の問題行動に対する認知と対処行動

研究課題

研究課題/領域番号 09780041
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関図書館情報大学

研究代表者

坂本 昭裕  図書館情報大学, 体育・保健センター, 助手 (10251076)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードキャンプ / キャンプ指導者 / 児童・生徒 / 問題行動 / 認知 / 対処行動
研究概要

本研究の目的は,キャンプ活動場面でのキャンプ指導者(キャンプ・カウンセラー)の児童・生徒が起こす問題行動への認知構造を明らかにすること.また,指導者のその認知傾向と問題行動への対処行動の関連について検討することが目的である.
調査は,予備調査を含め平成7年から平成10年にかけて行った.調査の対象は,静岡県フロンティア・アドベンチャーキャンプにおいてキャンプカウンセラーを担当した者である.これらカウンセラーに,キャンプ中の児童・生徒の問題行動あるいは問題であると思われる児童・生徒に対するパーソナリティ認知について調査を行った.その結果,キャンプカウンセラーの児童・生徒への認知構造として,主に「明るさ」「素直さ」 「誠実さ」 「自信」 「協調性」の5つの因子が明らかにされた.そして問題行動との関連を調べた結果,問題行動と認知している児童・生徒に対しては, 「誠実さ」と「協調性」の因子が最も高い相関が見られた.
さらに,キャンプの場面(異なるプログラム場面)による影響を検討したが,どのような場面においても2つの因子が高い相関を示すことが明らかになった.現在は,これらの問題行動の対処行動について検討を行っているが,問題行動に対する認知が「誠実さ」と「協調性」という側面に限定されいることから,対処行動は,この2つの因子に関連する児童・生徒の行動を変容させるように,対応しているだろうと予測される.この対処行動の知見が,得られ次第研究の総括を行う.成果については日本野外教育学会において発表を予定している.また,論文の投稿先は検討中である.

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 坂本昭裕: "キャンプ活動場面における指導者の状況認知構造" 野外教育研究. 1-1. 45-55 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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