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算数に困難を示す児童のCAIにおける課題解決過程の評価システムの開発と利用

研究課題

研究課題/領域番号 09780145
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関聖徳大学短期大学部 (1998)
筑波大学 (1997)

研究代表者

東原 文子  聖徳大学短期大学部, 初等教育学科, 講師 (60272150)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード特殊教育 / 学習困難児 / 算数 / CAI / 教育評価 / 課題解決過程 / コンピュータプログラム / 学習障害 / 学習困難 / 学習評価 / 認知心理学 / 教育工学
研究概要

本研究では,算数に困難を示す児童のためのCAI教材における課題解決過程の評価の観点を課題ごとに設定し,既に開発したCAI教材の中に,課題解決過程の評価結果がグラフ等で示されるような評価システムを開発して組み入れ,このシステムが学習困難児に対する指導手続きの見直しに役立つことを事例検討で明らかにすることを目的とした。
そこで,筆者がこの数年間に開発してきた多くの小学校1〜3年生用の算数学習用CAI教材について,課題解決過程の評価の観点の見直しを行ない,課題解決過程評価システムを開発,教材への組み込みを行った。
また,欧米におけるTechnology Based Assessmentの研究を参考にして,筆者の行ってきた指導実践のデータを評価し直した。単純な二者択一型のドリル学習のデータも,傾向線入りの折れ線グラフにより正答率の推移をみることによって,指導計画の見直しなどに有効であることがわかった。他にも,誤答のタイプ分け,解答所要時間データの利用など,工夫することにより,学習困難児を対象とした学習の評価にコンピュータを活用する可能性が開けた。
さらに,今まではMacintoshコンピュータでプログラムを開発していたが,多くの教育現場に導入されているWindowsコンピュータにも同様のものを移植する必要性を感じ,現在,移植作業を続けている。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 東原文子: "学習困難児に対するコンピュータを用いた評価に関する一考察" 日本教育工学会研究報告集. JET98-4. 101-108 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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