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リアルタイムMIDIによるインターネットを利用した共同音楽創作教育システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 09780155
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関和歌山大学

研究代表者

渡辺 健次  和歌山大学, システム工学部, 助教授 (00220880)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1997年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード音楽教育 / マルチメディア / リアルタイム通信 / インターネット / MIDI / 遠隔教育 / コラボレーション
研究概要

本研究では、インターネットを介してリアルタイムにMIDI信号を交すことで、複数の学校で共同して楽曲の創作を行うことを支援する、教育システムを研究・構築を行う。本研究の目的は、インターネットを介してMIDI信号をリアルタイムに伝送する仕組を実現し、音楽教育で利用できるシステムを構築する上での技術的問題点を解決し、実際に学校の音楽の授業で利用できるシステムを構築することである。
昨年度は研究の手始めとして、インターネットでMIDI信号を伝送するシステムの調査、およびシステムの全体設計を行った。
今年度は、RTPを用いた伝送システムの実装に取り組んだ。RTPは、インターネット上でUDPを用いながら、リアルタイム性を確保する仕組を備えたプロトコルである。RTPはこれまで音声や映像を放送するシステムに用いられ、成果をあげている。
しかしながら、音声や映像は、情報伝達の過程で、ある程度の情報の欠落を容認することが可能である。これに対してMIDIにおいては、情報の欠落は許されず、たとえばノートオンで楽器が音を出すが、ノートオフ信号が欠落すると、音が止まらないという問題が発生する。
このため、現在はTCPを用いたシステムも同時に開発しているが、TCPの場合は複雑な処理に起因する重さや、接続断が発生するなどの問題点がある。これらのことから、現在2通りのシステムの評価を行っている
なお、システムのアーキテクチャについては、1998年6月にドイツで行われた国際会議「ED-MEDIA/ED-TELECOM98」で発表し、多くの参加者と有意義な議論、および情報交換を行った。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Kenzi Watanabe: "A Collaborated Composing System for Musical Education Using Internet and MIDI TechnoIogies" Proceedings of ED-MEDIA/ED-TELECOM98. Vol.2. 1970 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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