研究課題/領域番号 |
09780162
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
教育工学
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研究機関 | 福岡工業大学 |
研究代表者 |
柴田 望洋 福岡工業大学, 工学部, 助教授 (80222032)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 障害児教育 / 教育工学 / インタフェース / インターネット / アクセシビリティ |
研究概要 |
コンピュータシステムの高性能化やソフトウェア技術の向上などに伴い、CAI(Computer Assisted Instruction)が普及し、その一方で、マウス等の操作を中心としたGUI(Graphical User Interface)環境が急速に流行している。また、急速なインターネットのブーム現象も、グラフィカルに情報を収集できるWWW(World Wide Web)の分かり易さや操作性によるところが大きい。しかし、健常者にとって、分かり易く操作し易いGUIは、多くの障害児者にとっては、むしろ使いにくくなることが多い。 昨年度は、研究代表者の提唱する“オブジェクト指向ユーザインタフェース"を、インターネットアクセスツールに適用する試みを行った。本年度は、アクセスツールの操作性・視認性の向上を行った。 主に上肢に運動機能障害をもつ肢体不自由児や、軽度の視覚障害児を対象に、パーソナルコンピュータ起動から、インターネットによるWWWブラウザの操作、メールのやり取り、学習ソフトウェアやワープロソフトウェアの起動や実行などを、標準的なキーボードやマウスだけでなく、1ないし5個程度の代替機器(スイッチなど)で行うことのできるシステムが完成した。
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