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動画像教材のビデオフレームアルバムによる要約手法の研究

研究課題

研究課題/領域番号 09780172
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教育工学
研究機関メディア教育開発センター

研究代表者

三尾 忠男  メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (20219596)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード動画像教材 / ビデオ教材 / ビデオフレームアルバム / タイムサンプリング / 授業記録 / カット画像 / 画像合成
研究概要

動画像教材を要約手法として、1.オリジナル動画像からサンプリングする適切なインターバルの実証的研究と2.オリジナル動画像の動きのある部分のサンプリングされた画像による最適な提示方法の開発に2つを組み合わせたものを開発することを目的とした研究課題を遂行してきた。
1.のためにノン・リニア型サンプル画像印刷システムの機器の整備とプログラム開発の結果、サンプリング画像の形状を縦横比率3対4の長方形だけでなく、コマ単位でその形状を変化できる表示プログラムを利用したレイアウト作成用ソフトの開発環境の整備を行った。その際、カットの自動抽出ソフト(市販)を購入して、カットとタイムサンプリングを併用したVFAレイアウトを試作した。実際に、AUのTV講義のから、3本の教材を試験的にVFAを作成した。
2.は既存システムを用いてビデオフレームアルバム(以下、VFA)上でのコマ演出技法の試作を行った。VFA上でのコマの演出技法の工夫として、画面サイズに入りきらない被写体を撮影する方法として、パンと横スクロールがある。1つの画面は、被写体の一部を切り取った絵であるが、これを結合させることでサンプリング画像から被写体全体の絵を再現することができる。今回は、画面サイズより大きなフリップ(パネル)を対象として作業を行い、出力レイアウトと作業手順を整理し自動化のプロセス開発のデータを得た。
今年度は、通常の授業の映像記録について応用可能であるかを検討した。衛星通信で電送される内容を動画像教材と見なして、VFA化する手法を実践的に開発した。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 篠山浩文: "興味対象の発見を支援するためのビデオカメラおよびビデオフレームアルバムの活用" メディア教育研究. 2. 81-86 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 三尾忠男: "高等教育における授業改善を支援する研修シリーズ 大学授業の自己改善法" 日本教育工学会第14回大会講演論文集. 613-614 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 三尾忠男: "ガイドブック大学の授業改善 第5章5.授業改善情報ネットワーク" 有斐閣, 6 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 三尾忠男: "静止画像同時提示による映像教材の要約手法の開発" 教育工学関連学協会連合第5回全国大会講演文集. 427-428 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 篠山浩文: "メディア利用による大学の授業改善の研究(8) -学生による映像記録およびビデオフレームアルバムの授業への活用-" 教育工学関連学協会連合大5回全国大会講演文集. 99-100 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] Itoh,H.: "Using media for teaching and learning:A retrospective view of 12 years of research at NIME." Paper presented at the International Symposium on "Higher Education in the 21st Century" at N.I.M.E.(1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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