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イギリスにおけるキャリア教育に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09780186
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 教科教育
研究機関富山大学 (1998)
鳴門教育大学 (1997)

研究代表者

磯崎 尚子  富山大学, 教育学部, 助教授 (70263655)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードイギリス / キャリア教育とガイダンス / クロス・カリキュラム / 1997年教育法 / 全国共通カリキュラム / クロス・カリキュラァ・テーマ
研究概要

本研究は、イギリスの中等教育段階で展開されているキャリア教育に関して、その歴史的背景、教育理念、現状を明らかにすることが目的である。なお、研究は以下に示したように、理論的研究と実践的研究とに分けて遂行した。
理論的研究1:クロス・カリキュラムの基礎に関する理論的研究
理論的研究2:「キャリア教育とガイダンス」に関する基礎的研究
実践的研究 :「キャリア教育とガイダンス」に関する実践例の分析
また、この他にも、わが国におけるキャリア教育に関する理論的研究や実践的研究を分析し、イギリスとの比較も試みた。これは、現在、問われている「生きる力」を育成することを目指した、新しい教育課程への示唆を得るためである。
イギリスにおける「キャリア教育とガイダンス(以下、CEG)」は、1980年代までその重要性に対する認識が低く、全国共通カリキュラムの導入に伴い、CEGはようやく認知され、ガイダンスとして学校に導入されることになった。そして、1997年教育法により、14〜16歳の生徒が通う学校は、彼らに対して適切なCEGの機会を提供しなければならないこととなった。このCEGの目的は、(1)自分自身を理解し、自分の能力を発達させること、(2)職業とその機会を探すこと、(3)自分の職業プランを実行すること、である。このため各学校は、CEGの教育方針を決定し、学校カリキュラムに位置づけている。
そこで、本年度は、特定の学校をケース・スタディーとして取り上げ、その学校のCEGの方針を明らかにした。そして、1997年教育法以前のクロス・カリキュラム活動としてのCEGと、教育法以後のCEGの取り組みの具体例について分析を行い、その違いや共通点について比較検討を行い、イギリスで展開されているCEGの特色について考察した。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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