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話速変換機能を持つパソコンビデオを用いた日本語教師用音声教材の開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09780205
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 日本語教育
研究機関東京農工大学

研究代表者

河路 由佳  東京農工大学, 留学生センター, 講師 (00272641)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード話速変換 / 日本語字幕 / パソコンビデオ / ビデオ教材 / 教材作成 / 発音矯正 / テレビ番組
研究概要

1 ・昨年度の試用実験などの結果から、話速変換の日本語教育における有功利用の条件として
(1)目標言語に関する既知の知識と実際の音声現象を照合させ再認するために、言語処理時間がより多く必要とされる場合に用いる、(2)繰り返し再生してもコミュニケーションの流れを阻害したり、情報を聞き逃したりする心配の無い場面で用いる、という結論を得て、論文を発表した。
2 ・前年度に着手したビデオ映像と日本語字幕を同期させて任意の部分を話速変換して聞き返すことのできるシステムを完成した。試行する中で昨年度のままの環境では設備環境が十分ではないことがわかったので、実試用に耐え、汎用性のある設備環境を示すことを第一目的とし、装置技術者と協力して、ビデオ信号のデジタル化などにより、より使いやすい環境作りを行なった。システムの特徴は次の通りである。
(1) パソコンで任意のビデオソフトに字幕をいれたオリジナル教材ソフトが作れる。
(2) パソコン画面でビデオの映像情報と文字情報をむすびつけてコントロールすることができる。
(3) 任意の個所を「ゆっくり」から「早口」まで話速を変えてリスニングの練習ができる。
(4) 字幕をパソコン画面に表示し、保存したり印刷したりすることができる。
3 ・映画「シコふんじゃった。」また、テレビニュースを使った教材を作成し、教室で試用した。
4 ・1と2のシステムおよび教材を平成10年11月に開かれた東京農工大学科学技術展に出展した。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 河路 由佳: "日本語教育における話速変換機器の有効利用に関する考察" 多摩留学生センター教育研究論集. 第1号. 43-48 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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