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統計的モデル選択による平均値構造の同定とその意思決定問題への応用

研究課題

研究課題/領域番号 09780403
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 社会システム工学
研究機関群馬大学

研究代表者

関 庸一  群馬大学, 工学部, 助教授 (90196949)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード樹形回帰分析 / 平滑化問題 / 変化点問題 / MDL基準 / 尺度水準 / 計算量
研究概要

本研究では、経営管理上発生する意思決定問題のうち、データ発生源の平均値構造の変化/同質性の同定問題を扱っている。本年度は、平均値構造の変化を補助変数から明らかにする問題として、以下のの二つの問題を取り上げ、MDL基準に基づく問題に適したモデル選択基準の導入と、平均値構造モデルの推定方法の提案/開発を行なった。
1. 目的変量が複数ある場合の樹形回帰モデルの推定法
目的変量が複数ある場合に、それらを回帰するためには、従来、それぞれ樹形回帰分析することが普通であったが、共通の回帰木を相関も考慮して与える解析法を提案し、推定プログラムを開発した。
2. 変化点の推定のためのタブーサーチアルゴリズムの開発
連続共変量に対して、目的変量のモデルの変化点を推定する問題はモデルクラスの組合せ的爆発を生じ、実質的に推定が困難であったが、本研究では、一つの連続共変量に関する場合について、組合せ問題に対して有効であるといわれるメタヒューリスティックの一つであるタブーサーチを利用した推定アルゴリズムを開発した。
以上の提案アルゴリズムは統計解析言語S上で実現したが、稼働速度の問題があり、大規模なシミュレーション実験による検証が残された課題となる。また、さらなる計算量の低減とともに、推定結果の良さを失わないようなモデルクラスの制限方法も合わせて検討を進める必要がある。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 関 庸一: "多目的変数樹形回帰モデルのMDL規準に基づく推定" 応用統計学会第20回シンポジウム講演予稿集. 69-74 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 関庸一: "MDL規準に基づく分割加法混合樹形モデルの推定" 日本経営工学会春季大会予稿集. 173-174 (1997)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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