研究課題/領域番号 |
09780648
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
三浦 正幸 大阪大学, 医学部, 助教授 (50202338)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1997年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | カスパーゼ / ショウジョウバエ / 細胞死 / 線虫 / アポトーシス / プロテアーゼ / ICE / Bcl-2 / 酵母 |
研究概要 |
CED-4はcaspaseの活性化因子として細胞死の実行に深く関与している。CED-4の機能解析を生化学的・分子遺伝学的に行うことを目的としてショウジョウバエを用いたCED-4の機能評価系を確立した。ショウジョウバエ由来の培養細胞であるS2にCED-4を過剰に発現させることによってcaspaseの活性化を伴う細胞死を誘導することが出来た。CED-4によって活性化されるcaspaseをaffinitylabelによって同定した結果、dr ICEが活性化されていることが明らかになった。免疫沈降実験によって細胞内ではCED-4とdr ICEが複合体を形成することが明らかになり、caspaseとの直接の相互作用がその活性化に必要であることが示唆された。また、CED-4内のP-loop motifがcaspaseの活性化に重要であり、P-loopmutationはdominant negativeにCED-4による細胞死を抑制した。ショウジョウバエ複眼に過剰発現させたCED-4はcaspaseの活性化を伴った細胞死を誘導し、生体でのCED-4の機能を評価する系が確立された。
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