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脳内アミンニューロン系ストレス反応機構におけるサイトカインの関与

研究課題

研究課題/領域番号 09780711
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 神経解剖学・神経病理学
研究機関(財)大阪バイオサイエンス研究所 (1998)
川崎医科大学 (1997)

研究代表者

横山 ちひろ  (財)大阪バイオサイエンス研究所, 第3研究部, 特別研究員 (90264754)

研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードFOS蛋白 / 免疫組織化学 / ストレス / 大脳皮質 / LPS / 視床下部室傍核 / エンドトキシン / アミンニューロン
研究概要

本研究はアミンニューロン系のストレス反応機構について、サイト力インの関与を中心に形態学的手法を用いて明らかにすることを目的とし、具体的には、まずストレス反応神経細胞分布領域を検索するために、成熟ラットに感染ストレスとして0.9%の生理食塩水に溶解したLPS投与(0、25、50、100mg/l00gbodyweight、i.p.)、情動ストレスとして拘束ストレス(30分)を施し、LPS投与60、120、180分後、及び拘束ストレス開始30、60、90分後に潅流固定し、全脳にわたるレベルにおいて抗c-FOS抗体によるABC免疫組織化学を行った。感染ストレスおよび情動ストレスによる視床下部室傍核におけるFOS結合蛋白は、その免疫陽性細胞核の発現数と分布形態においてよく似ていたにもかかわらず、大脳皮質におけるFOS蛋白発現は全く異なる分布を示した(Yokoyama and Sasaki,1999)。また、感染ストレス群および情動ストレス群において、延髄外側被蓋野および青斑核のノルアドレナリンニューロン分布領域にFOS蛋白が発現していたが、前頭前皮質に特異的に投射すると考えられるドーパミンニューロン分布領域である腹側被蓋野正中部では情動ストレス群においてのみFOS蛋白が発現していた(Yokoyama and Sasaki、投稿準備中)。また、LPSおよびサイトカイン投与、または情動ストレス時のアミン代謝回転の脳内各部位での変化について検討の準備段階としてマイクロパンチ法によるアミンとその代謝物の測定のためのHPLC-ECDシステムをたちあげた。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Chihiro Yokoyama: "Regional expressions of Fos-like immunoreactivity in rat cerebral cortex after stress : restraint and intrapentoneal lipopolysaccharide" Brain Research. 816・2. 267-275 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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