研究課題/領域番号 |
09834002
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
談話(ディスコース)
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
茂呂 雄二 筑波大学, 心理学系, 助教授 (50157939)
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研究分担者 |
篠崎 晃一 東京都立大学, 人文学部, 助教授 (00206103)
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研究期間 (年度) |
1997 – 1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1997年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 談話 / 方言 / 共通語 / 終日追跡法 / 談話レパートリー / 言語能力 / ジャンルの交替 |
研究概要 |
本研究では、ビデオを用いて幼児・児童の終日の談話資料を収集する「終日追跡法」を用いて、幼児・児童の談話構成の多様性とその交替過程を明らかにすることを目的にする。幼児・児童は、多数の談話レパートリーを駆使して生活している。コミュニケーション能力の重要項目の一つに、この〈談話レパートリーの適切な使用〉を含めることができ、終日追跡法によって〈談話レパートリーの使い分け能力〉を明らかにできると期待できる。 資料収集:山形県庄内および東京の就学前幼児・児童、2名の終日談話、3日間分を追跡し収集した。ビデオ・オーディテープをもとに談話を文字化しコンピュータに入力し、談話コーパスを作成した 言語学的・方言学的分析:談話レパートリーの違いによって、音声面(音韻ならびにアクセント)・語彙面・法面言語学的諸側面で対立・差異が見られるかを記述し検討した。 談話・会話分析:談話レパートリーによって談話構成に対立・差異が見られるかを検討する。とくに教室場面や遊び時間、そして家庭など、場面の違いによる参加構造のありかたを明らかにした。
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