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テクスチャーの指標とその体系化

研究課題

研究課題/領域番号 09838009
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 感性工学
研究機関千葉大学

研究代表者

渡邊 誠 (渡邉 誠)  千葉大学, 工学部, 助教授 (50272349)

研究分担者 杉山 和雄  千葉大学, 自然科学研究科, 教授 (10114290)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1997年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードテクスチャー / テクスチャー本体 / 表面方程式 / テクスチャー立体
研究概要

1テクスチャー体系化のための表面方程式の構築
テクスチャーの断面形状を座標と法線ベクトルの2つの観点より数値化し,制御可能なものとした。この両者のデータ表現のメリットを生かすことで,詳細なテクスチャーの制御が可能となった。また,テクスチャーがランダムではなく「周期性が有る」テクスチャーについては,その断面形状を分析した結果,フーリエ変換を行ったSin波の合成として,周期性をもつテクスチャーの断面を表現できることを明らかにした。一方,ランダムな表面を持つ「周期性の無い」テクスチャーについては,その表面の表現方法として,フラクタル理論を用いて表現可能なものとした。
このように,表面の周期性の特性により,2つの方法によりテクスチャーを方程式として表現可能なものとし,本研究ではこれらの方程式を「表面方程式」と呼ぶことにした。さらに,断面形状におけるテクスチャーの起伏については,最上面と最下面の差を深度としてとらえることにした。そして,この深度をテクスチャーの「振幅」としてとらえ,上記の表面方程式との合成を行えるようにした。
2上記方程式を利用した新たなテクスチャーの創成とイメージとの対応
上記の数値化データ・表面方程式・振幅などを応用することで、実在しないテクスチャーを開発を試みた。これらのテクスチャーも踏まえた、テクスチャー全体の空間地図を構築するためのデータを、既存データの合成(コンポジット)により生成することができた。
さらに,上記で作成できたテクスチャーについて、イメージ評価などによる見た目・感触に関する評価と、上記の数値的データとの関係をとらえ、感性工学的な尺度を構築を行った。特にテクスチャーにおける感覚的な尺度とは何かを探りアンケートの結果とテクスチャーとの比較を行った。その結果より,統合的なテクスチャーの体系図を構築することができた。

報告書

(4件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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