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蒸れ感覚の感性工学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 09838032
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 感性工学
研究機関昭和女子大学

研究代表者

佐藤 豊  昭和女子大学, 生活科学部, 教授 (90146910)

研究分担者 中島 利誠  昭和女子大学, 生活科学部, 教授 (00013152)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
3,400千円 (直接経費: 3,400千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 2,900千円 (直接経費: 2,900千円)
キーワード蒸れ感覚 / 感性工学 / 流体解析
研究概要

不快感に関わる重要な要因に蒸れ感、濡れ感があるが、ヒトの皮膚に蒸れ感、濡れ感に関する感覚受容器が存在するかは定かではない。このために、蒸れ感、濡れ感の感覚については学術的な定義すらないのが現状である。従って、発汗により皮膚上に拡散した汗が皮膚上で体温により蒸発し、皮膚表面の温度低下を引き起こし、さらに濡れた衣類と皮膚との間の摩擦抵抗が変化する現象を皮膚上に存在する温度受容器および機械刺激受容器が感知した感覚を濡れ感覚と、また、周囲の衣服内微環境の高湿度により皮膚上の汗が引き起こす蒸発速度の低下が生じ、それに起因する皮膚温度の上昇に関わる現象を皮膚上の温度受容器および機械刺激受容器が感知した感覚を蒸れ感覚とみなした。蒸れ感覚について解明するために衣服-身体間の微小空間の計算機3次元モデルにより、熱流体解析の数値計算を行い、身体周辺および衣服内の微環境での流速をはじめとして温度・圧力など各種パラメータの変化を明らかにした。また、微小内気候での熱その他の移動現象から温度分布の変化等を明らかにし、皮膚上の感覚に及ぼす影響の要因を明らかにした。さらに、ヒトに相似したモデルを提案し、数値計算を行った。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 佐藤豊・中島利誠: "水分感覚に関する感性工学的研究" 昭和女子大大学院生活機構研究科紀要. 5. (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 佐藤豊・武田昭子・中島利誠: "展示室施設の空調効果のシミュレーション" 文化戝保存修復学会第20回大会講演要旨集. 130-131 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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