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クラヴィコードを視点とした18世紀ヨーロッパの音楽文化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 09871008
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 美学(含芸術諸学)
研究機関東京学芸大学

研究代表者

久保田 慶一  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (70170032)

研究分担者 椎野 伸一  東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (10187320)
研究期間 (年度) 1997 – 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1997年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードバッハ / クラヴィコード / クラヴィーア / 音楽史 / 18世紀のヨーロッパ / C.P.E.バッハ
研究概要

本年度は,クラヴィコードに関する美学的・実践的な研究を主として行った。久保田はクラヴィコード作品を数多く作曲したC.P.E.バッハの音楽美学を,彼の標題音楽との関連において考察した。とりわけ彼の音楽美学は,音や音楽の表出性に基礎をもっており,クラヴィコードという楽器によって,最も効果的に実現されることを明らかにした。この研究は,東京学芸大学紀要第2部門人文科学編(第50集・1999年)に掲載される論文「C.P.E.バッハと標題音楽-その理念と実践-」にまとめられている。
さらに7月には,角倉一朗(東京芸術大学教授)を招き,J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」について講演を行った。ここでは特にハ長調の前奏曲の成立過程が明らかにされ,さらにこの曲集が18世紀,19世紀にどのように受容され,今日に至ったのについての研究の発表があった。
椎野はクラヴィコードの演奏法の研究を行い,10月にはチェンバロ奏者・辰巳美奈子を招き,今回の科学研究費補助金で購入したクラヴィコードで,C.P.E.バッハの作品を演奏会を開催した。
なお,ここではクラヴィコード,クラヴィーア,チェンバロという楽器名が用いられたが,18世紀にあってはこれら楽器はクラヴィーアという名前でもって総称されていた。

報告書

(2件)
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 久保田慶一: "C.P.E.バッハと標題音楽-その理念と実践について-" 東京学芸大学紀要 第2部門 人文科学. 第50集. (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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