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児童・生徒のための自己表現(アサーション)力醸成のためのプログラム開発 -自分も相手も大切にする学級集団作りを目指して-

研究課題

研究課題/領域番号 09871022
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 教育・社会系心理学
研究機関東京都立大学 (1998-1999)
東京大学 (1997)

研究代表者

中釜 洋子  東京都立大学, 人文学部, 助教授 (40272489)

研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード自己表現(アサーション) / 学級集団づくり / 自己尊重 / 他者尊重 / コミュニケーション
研究概要

**1997年度からスタートした萌芽的研究である。97年、98年度には以下の手順で研究が進められた。
1,予備調査(先行研究・文献研究)の段階・・開発的カウンセリング全般に関連する国内外の文献と実践報告を集めた
2,試行的プログラムの試行・検討の段階・・・1で集めた資料を自己表現の観点から検討・体系化し、試行的プログラムを作成した。3クラスにて実施、教師や生徒の反応、効果を記述した。
3,本実験用のプログラムの作成・・・・・2、の検討を踏まえて、「担任教師」が「学級」の「子ども同士のやりとりを引き出す」目的で行う、本実験用のプログラムを作成した。
**1999年度は、上述の1〜3の成果を踏まえて、以下のことを課題とした。
4,本実験用のプログラムを実施する段階・・・公立小学校4校,5,6年生の各クラスの協力を得て、ホームルーム・活・道徳などの時間を利用して本実験用のプログラムを実施した。それぞれの授業をテープに収録し、生徒の行動や反応を振り返り、感想、担任教師による報告をもとに、自己評価という観点からプログラムの効果について検討した。その結果、最終的には「アサーション(自己表現)とは何かを知る」「相手の話を聞く」「アサーションを磨くために」などを目的とした5種類のワークからなる計13時間分の授業案が開発された。
**作成した授業案の全容は、実施者である教師を対象とした解説書をつけ「子どものためのアサーション(自己表現)ループワーク――自分も相手も大切にする学級づくり」のタイトルで図書にまとめた。(日本・精神技術研究所発行)

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書
  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 中釜洋子: "アサーション・グループワーク 自分も相手も大切にするやりとり"児童心理2000年2月号臨時増刊「友だちをつくれない子つくれる子」. 728. 82-88 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 東京都足立区立花保中学校: "スクールカウンセラーからの活動報告,スクールカウンセラーとの連携"スクールカウンセラー活用調査研究報告書. 1-33 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 園田雅代・中釜洋子: "子どものためのアサーション(自己表現)グループワーク 自分も相手も大切にする学級づくり"(株)日本・精神技術研究所. 194 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 中釜洋子: "やさしい気持ちをいっぱい伝えよう" さんさい. 48巻11号. 2-6 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 中釜洋子: "アサーション・トレーニング" 「カウンセリングの実習」北樹出版. 61-71 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 中釜 洋子: "気持ちを伝えられない子ども達--自己開示をためらわすもの-" 児童心理 2月号臨時増刊. 47-55 (1988)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書
  • [文献書誌] 中釜 洋子: "アサーション・トレーニング" 平木他編「カウンセリングの実習」北樹出版. (予定). (1998)

    • 関連する報告書
      1997 実績報告書

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公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

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