• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高齢者・障害者等の介護者養成プログラムの開発研究-表現とコミニュケーションを中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 09871036
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 社会学(含社会福祉関係)
研究機関東海大学

研究代表者

松本 雅之  東海大学, 健康科学部, 教授 (70266451)

研究分担者 西原 留美子  東海大学, 健康科学部, 助手 (10287055)
近藤 卓  東海大学, 健康科学部, 助教授 (60266450)
研究期間 (年度) 1997 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1997年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード介護 / ワーカー養成プログラム / 非言語表現 / 芸術的表現 / コミュニケーション / 造形表現 / ソーシャルワーカー養成プログラム / 芸術表現
研究概要

非言語表現の領域は、援助技術の枠組みの中でコミニュケーション・スキルとして捉えられてきた。しかし、その充分な知識とスキルを持ちながら、利用者との良好なコミュニケーション関係を築けない援助者の多いことが本研究の過程で明らかになった。我々は、教育方法の検討の中で、知識・技術以外の態度形成教育の重要性が指摘されながら、その教育方法における伝達手段もまた知的理解を求める言語表現を中心とするものであることに注目した。つまり感性的コミュニケーションを基盤とした具体的教育方法の確立が必要であるとの結論に至ったのである。そこで、本年度試行中の表現教育の最終評価を試み、以下の感性教育プログラムの開発を行った。
1,プログラムの位置づけ
(1)態度形成のモデルを「連帯する個としての自己確立」とする(2)教育対象者の創造的自己実現を助ける方法として感性教育を位置づける(3)直接感性に働きかける伝達回路を確保し、様々な表現体験をワークショップ形式で用意する(4)自己と向き合う具体的体験に基づくセンスの形成を目的とする
2,プログラムの概要
(1)演劇と表現P:一つの芝居を完成する過程で自己と向き合う姿勢とグループダイナミクスを体験する。自分と異なる価値を持つ他者の存在を認め、自らの表現も出来ることを目指す。仮装の人間関係や環境状況で、観客という観察者を意識し、共感が創造への入り口でありながら、個人の自覚に基づく行為であることを体験的に把握する。
(2)身体と表現P:身体を素材に響き合う感性を体験する。相手の自由な動きを模倣するダンスの活動では、両者の呼吸が合う時に鏡の前で自分と向き合うような不思議な身体感を体験する。無意識に相手の動きを予測したり、動きに触発されて思いがけない動きを自分がしていることに気づく。ここでは、共感的呼応表現の進化の過程と身体そのものを感性的に把握できることを目指す。身体による表現技術は問題にしない。同様に「音楽と表現」「造形と表現」「言葉と表現」の開発を行った。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 1997 実績報告書

URL: 

公開日: 1997-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi